政治とは何か?
政治と三権分立
政治の3要素
政治とは「世の中のルールを定め、問題を解決する仕組み」
- ルールを作る
- 実社会で機能するようにルールの細部を具体化する
- ルールに即して問題を解決する
このルールが法律。
三権分立
3要素を三権で分立している。
- 立法府:法律を作る
- 行政府:政令・省令を定める
- 司法府:法令に即して問題を解決する
司法府(裁判所)も政治に携わっている。
立法府、行政府と法令の関係
立法府、行政府の役割の違いと、法律、政令、省令の位置づけの違い
| 法令 | 役割 | 制定者 | |
|---|---|---|---|
| 立法府 | 法律 | 大枠のルール | 国会 |
| 行政府 | 政令(施行令) | 法律を具体化 | 内閣 |
| 省令(施行規則) | 詳細を定める | 大臣 |
法律の改正には時間がかかり、迅速な変更ができない。
そこで法律で大枠を定め、細かい点は政令・省令で定めることで、迅速な変更ができるようにしている。
以下はスピード違反の例
| 法令 | 内容 |
|---|---|
| 道路交通法 | 最高速度を超えたらダメ |
| 道路交通法施行令 | 具体的な速度 |
| 道路交通法施行規則 | 違反の場合の罰金の額 |
政治と憲法
憲法の3つの役割
- 政治の基本的なルールを定める
- 国家権力を制限する
- 国民の人権を守る
以下に詳説する。
1.憲法は国の最高法規
政治のルールは憲法で定められている。
よって、すべての法令、条例等は憲法に違反してはならない。
憲法98条
この憲法は、国の最高法規であつて、その条規に反する法律、命令、詔勅及び国務に関するその他の行為の全部又は一部は、その効力を有しない。
2.国家権力に好き勝手させない
国家権力は強力なので、人権を侵害しやすい。
憲法で縛ることで国家権力の好き勝手を許さない。
憲法は国家権力の暴走を抑止する強いルール。
このため、憲法の遵守義務は国家権力側であり、国民は含まれていない。
憲法99条
天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負う
3.国民の人権保護
憲法で国家権力から国民の人権を守る。
国家権力が都合よく憲法を変えたら人権を守れなくなる。
そのため、憲法を変えられるのは国民だけ。
憲法改正の手続きと流れ
憲法は強力なルールなので簡単に変えられないようにしている。
- 憲法改正原案の提出
- 衆議院100名、参議院50名の賛成が必要
- 憲法審査会で審議
- 衆議院50人、参議院45人で構成
- 過半数の賛成で本会議に提出
- 本会議での議決
- 3分の2以上の賛成が必要
- 憲法改正の発議→国民投票
- 発議から60日以上180日以内
- 有効投票の過半数の賛成で改正
個人的にはハードルが高すぎる&有効に機能しているか疑問に感じる。
1~3はいずれも多数派の意見が通るわけで、重複手続きではないか?
むしろ3~4の期間を半年や1年など長く取り、国民が十分に議論し検討するようにすべきだと感じる。
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